「会議開始まであと2分、なのにカメラが映らない」——この焦りを経験したことはありませんか?お客様との商談や採用面接など、絶対に失敗できない場面に限ってトラブルは起きるものです。
Teamsのカメラトラブルは、原因がTeamsアプリ・Windows設定・ドライバー・ハードウェアと多岐にわたるため、どこから手をつければいいか分からず、貴重な時間だけが過ぎていきます。
この記事では、Microsoft公式情報と実際のトラブル事例をもとに、「自分だけ映らない」「グレーアウトしてオンにできない」「設定場所がわからない」といった症状別の原因と対処法を網羅的に解説します。Windows・Mac・iPad/iPhoneなど環境別の設定手順も掲載しているため、自分の状況に合った解決策をすぐに見つけられます。
実は、Teamsのカメラトラブルの多くはWindowsのプライバシー設定が原因。正しい確認手順を知っていれば、数分で解決できるケースがほとんどです。
Teamsでカメラが映らない主な原因
Teamsでカメラが映らない原因は、大きく分けてTeamsアプリ側の問題とOS・ハードウェア側の問題に分類できます。まずは主な原因を把握し、自分の状況に当てはまるものを確認しましょう。
カメラがオフになっている
最も基本的な原因は、カメラがオフになっていることです。会議画面上部のカメラアイコンに斜線が付いている場合、カメラは無効になっています。
カメラアイコンをクリックすればオン・オフを切り替えられます。会議参加前の待機画面でも、カメラアイコンの状態を確認してから参加するのがおすすめです。
Teamsのデバイス設定で別のカメラが選択されている
外付けWebカメラと内蔵カメラの両方がある場合、Teamsが意図しないカメラを選択している可能性があります。
内蔵カメラを使いたいのに外付けカメラが選択されていたり、その逆のケースもよくあります。デバイス設定で使用するカメラを明示的に選択する必要があります。
Windowsのプライバシー設定でカメラがブロックされている
Windowsにはアプリごとにカメラへのアクセスを制御するプライバシー設定があります。この設定がオフになっていると、OSレベルでカメラがブロックされ、Teamsからカメラを使用できません。
特にWindows10以降では、プライバシー設定の初期値がオフになっているケースがあり、Teamsインストール後に設定変更が必要な場合があります。
他のアプリがカメラを使用中
ZoomやSkype、カメラアプリなど他のアプリがカメラを使用していると、Teamsでカメラを利用できないことがあります。カメラは基本的に1つのアプリでしか同時使用できないため、リソースが競合してしまいます。
バックグラウンドで起動しているアプリにも注意が必要です。
カメラドライバーが古い・破損している
カメラドライバーが古い、または破損していると、Windowsがカメラを正しく認識できません。Windowsアップデート後にドライバーの互換性問題が発生するケースもあります。
ドライバーの更新や再インストールで解決することが多いです。
会議主催者がカメラを許可していない
Teams会議では、主催者が参加者のカメラ使用を制限できる機能があります。この設定が有効になっていると、参加者はカメラをオンにできません。
自分の設定に問題がないのにカメラがオンにできない場合は、主催者に確認を取りましょう。
Teamsのカメラ設定はどこ?確認と変更方法
Teamsのカメラ設定場所がわからないという声は多いです。アプリのバージョンによってUIが異なる場合もあるため、基本的な確認手順を押さえておきましょう。
デスクトップアプリでカメラ設定を開く手順
Teamsデスクトップアプリでカメラ設定を確認する手順:
- Teams画面右上のプロフィールアイコンをクリック
- **「設定」**を選択
- 左メニューから**「デバイス」**をクリック
- 「カメラ」の項目で使用するカメラを選択
カメラの項目に「Integrated Webcam」と表示されていれば、PC内蔵カメラが選択されています。外付けカメラを使用する場合は、プルダウンメニューから該当のカメラを選択してください。
会議参加前にカメラをテストする方法
Teamsにはテスト通話機能が用意されており、会議前にカメラやマイクの動作を確認できます。
📌 テスト通話の手順:
- 設定画面の「デバイス」を開く
- 「テスト通話を開始」をクリック
- Test Call Botの指示に従ってテストを実施
- 録音されたメッセージが再生され、映像・音声の確認ができる
重要な会議の前には、テスト通話でカメラの正常動作を確認しておくと安心です。
「デバイスが選択されていません」と表示される場合
デバイス設定で**「デバイスが選択されていません」**と表示される場合、以下の原因が考えられます。
🔍 確認ポイント:
- カメラが物理的に接続されているか(外付けの場合)
- カメラプライバシーシャッターが閉じていないか
- Windowsがカメラを認識しているか(デバイスマネージャーで確認)
- 他のアプリがカメラを占有していないか
まずはPCを再起動し、改善しない場合はWindowsの設定を確認しましょう。
Windowsでカメラが映らないときの対処法
Teamsでカメラが映らない場合、Windows側の設定が原因であることが多いです。OS側の確認項目を順番にチェックしていきましょう。
プライバシー設定でTeamsのカメラアクセスを許可する
Windowsのプライバシー設定でカメラへのアクセスを許可する手順:
- Windowsの検索窓に「カメラのプライバシー設定」と入力
- 検索結果から「カメラのプライバシー設定」をクリック
- 「アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする
- 「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする
設定変更後はTeamsを再起動してください。再起動しないと設定が反映されないことがあります。
カメラドライバーを更新する
カメラドライバーを更新する手順:
- Windowsの検索窓に「デバイスマネージャー」と入力
- 検索結果から「デバイスマネージャー」を開く
- 「カメラ」の項目を展開
- 使用しているカメラを右クリックし「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリック
ドライバー更新後はPCを再起動し、Teamsでカメラが認識されるか確認してください。
他のアプリを終了してTeamsを再起動する
カメラを使用している可能性があるアプリを終了する手順:
- タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)
- Zoom、Skype、カメラアプリなどカメラを使用するアプリを探す
- 該当アプリを右クリックし「タスクの終了」を選択
- Teamsも一度終了してから再起動する
⚠️ 注意: Windows10の場合、シャットダウンではなく「再起動」を選択してください。シャットダウンでは高速スタートアップ機能が働き、ドライバーのイニシャライズが行われないことがあります。
Windows11でTeamsのカメラが映らない場合の対処法
Windows11では、プライバシー設定の画面構成がWindows10と異なります。また、大型アップデート後にカメラ設定がリセットされる事例も報告されています。
Windows11のカメラプライバシー設定を確認する
Windows11でカメラのプライバシー設定を確認する手順:
- 「設定」アプリを開く(Windows + I)
- 左メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「カメラ」をクリック
- 「カメラへのアクセス」がオンになっているか確認
- 「アプリにカメラへのアクセスを許可する」がオンになっているか確認
- 一覧からMicrosoft Teamsがオンになっているか確認
アップデート後にカメラ設定がリセットされた場合
Windows11の大型アップデート後にプライバシー設定が初期化されるケースがあります。アップデート前は問題なく使えていたのに突然カメラが映らなくなった場合は、まずプライバシー設定を再確認してください。
📌 アップデート後のチェックポイント:
- プライバシー設定のカメラ項目がオンになっているか
- デバイスマネージャーでカメラが正常に認識されているか
- カメラドライバーが最新の状態か
Teamsで自分だけカメラが映らない原因と解決策
他の参加者はカメラが映っているのに自分だけ映らないという状況には、いくつかの固有の原因があります。症状別に対処法を確認しましょう。
背景しか映らない・自分の姿が映らない場合
Teamsのバーチャル背景機能を使用している場合、背景だけが表示されて自分の姿が映らないことがあります。
🔍 確認ポイント:
- 背景効果の設定を一度オフにして確認
- 照明が暗すぎないか(人物認識が困難になる)
- カメラのレンズが汚れていないか
背景効果を「なし」に設定して自分が映るか確認し、問題なければ背景効果の設定を見直してください。
カメラボタンがグレーアウトしてオンにできない場合
カメラボタンがグレーアウトしてクリックできない場合、以下の原因が考えられます。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| Windowsでカメラがブロックされている | プライバシー設定を確認 |
| 会議主催者がカメラを禁止している | 主催者に確認 |
| カメラが認識されていない | デバイスマネージャーで確認 |
| 他アプリがカメラを占有 | 他アプリを終了して再起動 |
グレーアウトの原因は複数あるため、上から順番に確認していくことをおすすめします。
カメラが真っ暗で何も表示されない場合
カメラをオンにしても画面が真っ暗な場合、ハードウェア側の問題の可能性があります。
📌 確認手順:
- カメラプライバシーシャッターが閉じていないか確認(物理的なスライドカバー)
- Windowsのカメラアプリを起動して映るか確認
- 他のアプリ(Zoom等)でカメラが映るか確認
- 外付けカメラの場合、ケーブルを抜き差しして再接続
Windowsのカメラアプリでも映らない場合は、Teams固有の問題ではなく、カメラ自体またはドライバーの問題と判断できます。
Teamsで相手のカメラが映らない場合の確認ポイント
自分のカメラは映っているのに相手の映像が見えない場合は、自分側の設定が原因であることもあります。
相手側のカメラ設定を確認してもらう
相手のカメラが映らない場合、まず相手側に確認してもらうポイント:
- カメラがオンになっているか
- デバイス設定で正しいカメラが選択されているか
- プライバシー設定でカメラが許可されているか
相手側で問題がない場合は、自分側の設定を確認します。
「ビデオの着信をオフにする」が有効になっていないか確認
Teams会議では、自分の通信帯域を節約するために他の参加者のビデオを非表示にする設定があります。
📌 確認手順:
- 会議画面上部の「表示」をクリック
- 「その他のオプション」を選択
- 「ビデオの着信をオフにする」が有効になっていないか確認
この設定が有効になっていると、自分の画面には相手のカメラ映像が表示されません。
ブラウザ版Teamsでカメラが映らない場合の対処法
デスクトップアプリではなくブラウザ版Teamsを使用している場合、ブラウザ固有の設定確認が必要です。
ブラウザのカメラ権限を許可する(Chrome・Edge)
ブラウザ版Teamsでは、ブラウザ側でカメラへのアクセスを許可する必要があります。
📌 Chromeの場合:
- アドレスバー左側の鍵アイコンをクリック
- 「サイトの設定」を選択
- 「カメラ」を「許可」に変更
- ページを再読み込み
📌 Edgeの場合:
- アドレスバー左側の鍵アイコンをクリック
- 「このサイトのアクセス許可」を選択
- 「カメラ」を「許可」に変更
- ページを再読み込み
対応ブラウザを使用しているか確認する
ブラウザ版Teamsは、すべてのブラウザで完全に動作するわけではありません。カメラ機能を使用する場合は、以下のブラウザを推奨します。
✅ 推奨ブラウザ:
- Google Chrome
- Microsoft Edge
Safari やFirefox でも基本機能は利用できますが、カメラや画面共有で制限がある場合があります。問題が発生した場合は、ChromeまたはEdgeでの利用を検討してください。
Mac・iPad・iPhoneでTeamsのカメラが映らない場合
Apple製デバイスでTeamsを使用する場合も、OS側のプライバシー設定でカメラへのアクセスを許可する必要があります。
Macのシステム設定でカメラ権限を許可する
Macでカメラ権限を確認する手順:
- システム設定(または「システム環境設定」)を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「カメラ」をクリック
- Microsoft Teamsにチェックが入っているか確認
チェックが入っていない場合はオンにし、Teamsを再起動してください。
iPad・iPhoneのカメラ権限を確認する
iPad・iPhoneでカメラ権限を確認する手順:
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Teams」をタップ
- 「カメラ」がオンになっているか確認
オフになっている場合はオンに切り替え、Teamsアプリを再起動してください。
それでもTeamsのカメラが映らない場合の最終手段
これまでの対処法を試しても解決しない場合は、より根本的な対処が必要です。
Teamsアプリのキャッシュクリア・再インストール
Teamsアプリのキャッシュが破損している場合、キャッシュクリアや再インストールで解決することがあります。
📌 Windowsでキャッシュをクリアする手順:
- Teamsを完全に終了する
- 「Win + R」で「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「%appdata%\Microsoft\Teams」と入力してEnter
- フォルダ内のCache、GPUCache、blob_storageなどを削除
- PCを再起動してTeamsを起動
キャッシュクリアで解決しない場合は、Teamsをアンインストールしてから再インストールしてください。
外付けWebカメラの使用を検討する
内蔵カメラで問題が解決しない場合、外付けWebカメラの使用を検討する価値があります。
外付けカメラのメリット:
- 内蔵カメラより画質が良いことが多い
- 位置や角度を自由に調整できる
- 内蔵カメラの故障を回避できる
USB接続の外付けWebカメラは、接続するだけでWindowsが自動認識するものが多く、導入も簡単です。
カメラの物理的な故障が疑われる場合
以下の状況では、カメラ自体の物理的な故障が疑われます。
⚠️ 故障の可能性が高いケース:
- Windowsのカメラアプリでも映らない
- デバイスマネージャーでカメラが認識されない(または「!」マークが付いている)
- ドライバーを再インストールしても改善しない
- 他のPCに外付けカメラを接続しても映らない
内蔵カメラの故障が疑われる場合は、PCメーカーのサポートに相談するか、修理を検討してください。緊急で会議が必要な場合は、外付けWebカメラの購入が最も早い解決策です。
よくある質問
- Teamsでカメラをオンにするにはどうすればいいですか?
-
会議画面上部のカメラアイコンをクリックするとオン・オフを切り替えられます。斜線が付いている状態がオフ、斜線がない状態がオンです。
- Teamsのカメラが真っ暗なままなのはなぜですか?
-
カメラプライバシーシャッター(物理的なカバー)が閉じている、またはドライバーやハードウェアの問題が考えられます。まずWindowsのカメラアプリで映るか確認してください。
- 新しいTeamsアプリでカメラ設定はどこにありますか?
-
画面右上のプロフィールアイコン→「設定」→「デバイス」の順にクリックすると、カメラ設定を確認・変更できます。
- ZoomやSkypeではカメラが映るのにTeamsだけ映らないのはなぜですか?
-
Windowsのプライバシー設定でTeamsへのカメラアクセスが許可されていない可能性があります。「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにしてください。
- 会議中に突然カメラが映らなくなった場合はどうすればいいですか?
-
まずカメラアイコンをオフ→オンに切り替えてみてください。改善しない場合は、一度会議を退出して再参加するか、Teamsアプリを再起動してください。
まとめ
Teamsでカメラが映らない場合、原因はTeamsの設定、Windowsのプライバシー設定、ドライバー、ハードウェアの問題など多岐にわたります。
まずはカメラがオンになっているか、Teamsのデバイス設定で正しいカメラが選択されているかを確認してください。それでも解決しない場合は、Windowsのプライバシー設定を確認し、Teamsへのカメラアクセスが許可されているかチェックしましょう。
大事な会議の前には、Teamsのテスト通話機能でカメラの動作を事前確認しておくことをおすすめします。
【参考情報】

